6月第3週記録

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今日は学校のタブレット(ノートパソコン)を持ってきてくれた生徒がいました。設定を家出しなくてはいけないということで一時的に持ち帰りを許可されたようです。立派なモノを貸与されているんですねー。教室の電車を動かす機械に接続してやると少し焦ってました。きっと学校の機械を勝手に設定したら怒られると思ったのかもしれないですね。何かをインストールしたわけではなく、wifiに繋げただけですからどうってことありません。心配いりませんよ。

さて、午前の部でもセンサーを使っての往復運転プログラムを作り始めました。まずは単純に最初の駅から出発してゴールの駅で停車するだけのモノです。
これまではスタートして何秒経ったら停止させるという命令でした。これからはセンサーを通過して何秒か経ったら停止命令を出すというように変わります。
それって便利なの?って感じですが、複雑な制御をしていこうとすると便利になっていくのです。

今までは人の目で判断をして、この位置に来たら停止ボタンを押すとか、この位置に来てから何秒経ったら停止ボタンを押す、とかをやっていたのです。センサーが目の代わりをしてくれるのですね。

人間の目は二つありますが、一度に一つのモノしか見られません。でもセンサーだと、目の代わりがたくさんできるようになるわけですよ。ね、すごいでしょ。

もちろんそうなってくると、てんやわんやになります。そこを冷静に考えて処理を決めていくことが必要になってくるのですね。これは小中学生には難度が高いと思います。条件分岐が多くなればなるほど、大人でも混乱します。子どもというのは条件分岐自体が混乱の元ですから。客観視って苦手でしょ、子どもって。

ですからここからはじっくりと失敗をたくさん繰り返してもらいたいと思っています。

スクラッチの時間ではクローンという技術を少し解説しています。しかし時間不足で中途半端に終わってしまいました。次回に続く。

午後の部の電車制御では単純往復にポイント切り替えを行うというものを追加しました。スタート駅の1番線から出発して、ゴール駅について、そのあとスタート駅2番線に戻ってくるというものです。最終的には参考プログラムを解析する形となりました。やはり完全自力は難しいですね。そうしたら今ポイントがどの向きなのか、というのをどのように表すかという部分が意味が分からないという主張が。これも素晴らしいことですね。どこが分かってどこが分からないか。これがハッキリ言えるというのは通常の学習にも大いに役立つでしょう。分かっていることがあるから分かっていないことが見えてくるんですね。

数学が分かりません!というようなアホな質問もしなくなるに違いありません。わはは。

本体であるトップ進学ゼミのホームページ修理が佳境に入ってきておりまして、この辺で失礼。(といってもまだまだ係りそうな気配ですが)

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