3月第1週目記録

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3月に入りました。つまり9回目ということですね。初級の仕上げが始まっていきます。結構難しくなっていきますのでじっくりとやっていこうと思います。

さて、午前の部は変数を本格的に扱っていきます。そのためには変数それぞれに名前をつけていかねばなりません。というわけで避けて通れないタイピングです。幸いなことにみんなスムーズなので安心致しました。

タイピング教室ではないからタイピングができなくてもいいんですけどね。大人のようにはいきませんが、しっかりと入力してくれてます。変換モードの変更も分かってますね。

変数を使ったプログラムに作り替えることができました。そして実行するとアクシデントが。どうもロボットが命令を読み飛ばしてしまったようです。あれ?何でだろう?と首を傾げておりますがそんなこともあるのです。相手が機械なので怒るに怒れないですね。
みんなここから先の微調整というか、修正作業はお手の物。こっちは何も言う必要がありません。変数を使おうとプログラムの骨格は変わっていないのでしっかりと1行1行を理解できているということですね。

今日はある生徒がファイルを間違えて持ってきてしまいました。
学校と同じ色のファイルなのでミスったそうです。確かに同じだ。。。
テキストという名のプリントを綴じ込んでいってもらっているのですが、このファイルがなくても前の白板に同内容が映し出されているのでなくても大丈夫です。
ただどうしても見えにくいときがあるのと、家でふとしたときにも見られるようにということで渡しております。
一応ノート代わりなので結構好きに書き込んでくれています。でもどれも電車を正確に動かすための大切なデータなのです。本人にしか分からない書き方でも
OKなのです。

変数の処理が終わって、変数を使うことの便利さが体感できたところでscratchへ。こちらも前回の続きです。前後左右にキャラを動かすというところから。きちんと指示に従いながら前回の知識も思い出してくれています。座標なんかもつぶやいてくれてますね。

座標の知識もマイナスの知識もすべて中学1年生で習うことです。感覚で分かってしまえばどうってことないことなんです。でも、当然すんなりとはいきません。間違えてはじめてプラスとマイナスの概念が感覚として染み込んでいきます。上に行く命令にマイナスを入れると下に行くのだ!なんてことを数学的に理解するのはあとからで十分なのです。なんでも理屈を理解してからできないといけないなんて風潮もありますが、私は否定派です。できるようになってから理屈を知ることがあってもいい。その方が深い理解になることがあると思ってます。

私も間違ってしまっておりますね 汗

分岐の処理をどんどん放り込んだり、センサーのような命令を放り込んだりと、まだまだ理解不能な作業をやってもらっています。こうやって慣れていってもらうことが狙いです。

そうこうしているうちにゲーム完成。できてしまってもうまくいかないです。そこで必要になるのが修正作業。修正作業をしながらひとつでも意味が分かっていけばいいのです。体験型学習と講義型学習をうまく融合させられたらと思います。

午後の部はデジタル時計を完成させます。
前回、時間と秒の処理を終えました。残るは分の処理です。これはノーヒントでやってもらっています。初めて数分であっという間にクリアです。

隣の先生とプログラムが違います。結果としてはうまく動いているように見えるのですが、きちんと、そのコードだと例外が発生するよと見抜いて教えてあげてます。えらい!

二人とも完成したというので背景をつけてもらっていましたら、先生の方の動作がおかしなことになってしまいました。自分のコードと比べて原因を探してあげています。動画が途中で切れてしまいましたが、このあと、何がダメだったのかをまた見つけられていましたよ。

せっかくだから背景画像もネットからダウンロードして使ってみようということで急遽それのやり方を指導。いまは個人で遊ぶ分にはあまり気にせず、いろんなものを取り込むことができますね。すごい時代なのです。
音声認識でなく、タイピングで検索です。そして画像だけを検索する方法。ひとつずつクリアーです。

デジタル時計が完成したので再び電車モードへ。初級の集大成ということでPCからも外部サウンドファイルを再生して、電車の動きと連動させましょうという内容です。そのためにMP3ファイルを再生するための方法とファイル名入力から。色んな音の中から使うものを選んでいきます。途中で何言ってるか分からないのが出てきたり。

電車に搭載されている様々な音についても再確認。これらの音についても意図したところで鳴らせるようにというミッションなのであります。

そしてこちらもスクラッチの時間。簡単なシューティングを。縦方向にだけ動くようにプログラミング。これは以前の復習なのでしっかり自力でできていますね。

今回は更に拡張機能を使ってみました。スクラッチには様々な拡張機能があります。他のプログラムでもそうですね、ベースになるプログラムに様々な拡張機能が開発されていて、それを組み込んで使うことで便利になるというわけです。

今回は動かしてからの修正ではなく、最初から想定通りに動くように考えてもらってます。それでもあとから修正の必要が出てくるもんですが。

そしてめでたく完成しました。次はこれまでのゲームを結果が表示されるようにしたいね、ということで終了致しました。

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