2月2週目記録

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午前の部ではかなり長いミッションを提示。さぁできるかな?と放り投げたら、あーでもない、こーでもない、取りあえずは動かしてみよう!などと子どもが自由に動き出しました。うーん、素晴らしい。これぞ成長。

作業開始から15分経過。ほとんど支援することもなく、黙々と取り組んでくれています。そしてプログラムはずいぶん長くなってきています。画面に収まらなくなってきました。まだまだ単純なコードばかりですが、長くなるほど、今何をさせているかを意識できないといけません。すごい成長だと思います。

15分集中しっぱなしで取り組んでいます。

今回の課題は同じ動作を3回繰り返すこと。プログラムは今までの3倍の長さになります。子どももそれを分かっているのでひとつずつやっていきながら、でも、「ながーい!」と。それでいいのです。それができるようになっているということだし、それを体感するから今回の課題である便利な技が身につくのです。

ひとつずつやっていく中で、ひとつ目のずれは3回目になると増幅されることに気がつきます。それもこどもが自ら発見してくれました。だからこそ、惜しい!というところで妥協せずにもう一歩!と腐らずに修正に向かえるのですね。

そして完璧にできた!と嬉しい声が。
他の生徒の進捗を見ると画面を阿呆みたいに拡大してます。これも暇つぶしに遊んでいるんではないんですね。今どこの命令が動いているかを追っかけているのです。ちゃんと分かってますねー。

そしてできあがったながーいプログラムを意味の単位に分割して、それを囲んであげるという操作です。1つのルーティンを作り出したわけです。

長いプログラムがとてもスリムなりました。そしてなぜそれをしたかがきちんと分かっています。さらにプログラムの流れについても、こちらが言わなくてもきちんと理解できいます。これが子どもの適応力なんでしょうね。体験を通じて論理的に考えることができているという証拠ですね。

最後は余った時間でスクラッチ体験。ちょっとしたゲームをしてみました。
プログラムの意味を考えられるようになっているので、動作をさせてその結果から何のプログラムだったのかも分かるようになってますね。
これもなんてことないように見えますが、結構難しいことなんです。
そしてスクラッチだけを使用した授業ではここまで前向きに、そしてすんなりとはいかなかったのかなぁと感じます。

そして午後の部では一歩先に進み、コンピュータってどれくらいの速さで仕事するのかについて調べてみました。
その前に、午前の部でもやったスクラッチ体験を導入で。先に進んでいるのでちょっと意地悪をして必要なブロックだけ教えて自由に組んでねと放り投げました。

少しヒントを与えまして、再チャレンジ。さぁ、どうだろう。
組み合わせのパターンとしては50通りもならないくらい。でも闇雲にではなく、考えてやっていますね。それでも変な結果を出してる人もいますが(笑)

そして本日の内容に。ここでも同じく、「はい、作ってみて!」と放り投げました。先ほどよりも難易度は上がっております。
見ているとしっかり考えているのが分かりますが、考えすぎて固まっているようにも。そんなときは動かしてしまえ!
変なプログラムにしたからっていってもPCが爆発するわけじゃないんだから、まずはやってみる。これも大事ですね。

でもやっぱり難しいみたいなので、どういう動作をさせて欲しいかを伝えます。
伝えたときは「そんな動作するの?」って感じでしたが、ちゃんと組み上げてくれましたね。よく考えられるようになってます。

できあがるとそこから更に改造の指示を出します。するとやはり上手くいかない。そしてそれはなぜかを考えて修正をしてもらうのです。

そうすると「できたかもしれん!」との声が。先にできたのは。。。

そしてできた人ができていない人を教えてあげる。トップ進学ゼミのDANZEN授業での居残りスタイルです。

せっかくプログラムができたので色んなパソコンの処理の速さを調べてもらいました。楽しそうでしょ。いまやったことの復習にもなるし、異なる結果が出ることで実感できるし、いい感じ。

最後は電車プログラムにもどって新たなミッション。ちょっと長めの動画ですが、ミッション指示からノーヒント、10分程度で基本が完成。その後、前回の内容を自ら参照して、完成へと近づけていってます。DANZEN不要やん。
いやーいいなぁ。あるべき姿です。今のところ、とても上手くいってます。

今日はお迎えに来たお母さんに教室に入って頂いて、様子を見ていただきました。そして、お母さん、パソコンに並べられたブロックの意味を「これは何?」と聞いてあげてくれましたね。
初めて見る大人が分からないくらいまで成長したということが彼にも伝わったんでしょうね。ちょっと照れながらも誇らしそうな顔をしておりました。

教室にはどんどん入っていただいて構いませんよ。

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